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魔女

半日留守をする事はたまにあるわけですが、留守番の猫たち、それぞれの個性が明らかになります。

美也は食べ物と気が向いたときの相手を要求する以外は望まない。だから帰ってご飯をあげるとすぐコタツへ入って出て来ません。

ゴエモンとシロちゃんはひたすら食欲のみ、相手なんぞはしなくてけっこうと意固地なまま。ゴエモンはでも、最近気まぐれに相手をして欲しくなるかな。

気まぐれは無視してはいけないです。そういう時は気持ちを汲まないといけません。いつかシロちゃんも気まぐれを起こしてくれたら良いのに。

この3匹は大人なのでお腹を空かせても大騒ぎはしません。食べて満足するとあとは寝ています。

可哀相なのは外の通い猫たちで何度も足を運んでは食べ物が出てないとがっかりするでしょう。

暗がりに猫の姿を見つけると家の猫より先にご飯を出します。

で、さっきは、クロスケとくうちゃん、そろってやってきました。気配がしてドアを開けると暗がりからクロスケが飛び込んで来ます。

くうちゃんはそれが出来なくて、後ずさり。

小雨だったので気の毒に思いますがしょうがありません。

で、しんこはとなると、玄関に貼りついて待っている。

ゆっくりドアを開けないと、飛び出したらアウトなので気を遣います。

近づく足音が判るんですかねぇ。

そして、お腹空いたにゃ! 空いたにゃ! と騒ぐ。巣で待っている雛鳥みたいです。

食欲も相手して欲しいのも貪欲です。

ここのところキッチンと寝室を行ったり来たりして気を惹きます。重たい腰を上げて着いていくと、ごろん。

ごろんとなってお腹を見せるのは服従で、好きにして! と言う合図なので、抱っこして机の前に座りテレビを見たりネットに繋いだりしているうちにしんこもぼくも眠たくなってうつらうつら。

しんこは抱っこそのものはそう好きではないのに、要するに撫でられるのは大好きなのです。

左手で抱えて右手でお尻のあたりを撫でたりぽんぽん叩いたり。

ジッとしているからといって片手でマウスをいじったりすると嫌がるのが伝わります。集中して!という感じ。

なんかあれですよ。お尻ぺんぺんしながら、満足のMとサービスのSを地でやっている。

もっとも腕がしびれて来て20分もしてられなくなります。体を入れ替えて重心を変える。

赤ちゃんを抱っこするのと同じ? 重たさと温かさがなんだか幸せなんですね。腕がしびれながら、嬉しい。

きっと布団の中へ入れたら喜ぶだろうなと思いつつ、美也がいちばんの合い言葉を思い出す。

本当に魔女ですよ。