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2泊3日という日々はあっという間に過ぎ去って、彼女はまた遠い地元に帰る日になりました。

朝から雨降りになりましたが、桜は満開になりました。

「桜、満開になってるよ!超きれい!」

彼女は、桜の花を写真に納めていました。いつまでも撮り続けていました。

私は、久々に会ったそんな友人を見ていました。桜の花も見たけれど、何故かそんな彼女の変わらなさを「ここ」でも見られたことが嬉しかったです。桜もあっという間に花開き、散っていくのだけれど彼女との久々にの他愛もない時間もすぐでした。

私は、彼女がとてもあどけないお嬢さんに見える時と、時々「おねえさん」に見える時があります。

「じゃあね、りんちゃん。またね。」

私は沖縄時代はよく彼女と遊んでいたし、「またね」はすぐ再会するまでの挨拶でした。

あの時の「またね」は、彼女はきっといつもの口癖くらいに言ったはずだけど、私には今度はいつ会えるんだろうとぼんやりとした寂しさが違和感としていつまでも残り続けました。

今年は、去年より1週間遅れて満開になりました。

また、今年も雨です。沖縄を去ってからもう3回目の桜を観ます。それぞれに、一瞬の開花のために色んな想いを馳せています。