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つぶやきをかいつまんでいうと

 まどを開けて本を読んでいたある日の午後、

 開け放った窓辺にツバメがいきなり飛んできてホバリングを始めた

 玄関につばめが巣を掛け子育てをするようになってからもう久しい

 おそらく今年の挨拶をしに来たのだろうと思って 「おう」 とのんきに一言返した

 どうも一階でも同じ様な事が有ったらしくただしそこは自営業の店先で

 まどを開け放していたら店内に入って鳴くようになってしまった

 営業時間内に扉を開けているとすっと入ってきて常連さんなどは「良いものを

見させてもらった」 などと言っていたが

 よく考えれば店内に巣を造ってもらうわけにはいかない

 夢のようではあるが店の一角を閉じねばならなくなり店内を飛び回らない保証もない

 また夜通し扉を開けておくわけにもいかず恐らく扉は意識的に閉じられるだろう

 あの時 部屋の前でホバリングしているツバメの意図に気付いていれば

 僕の部屋なんて別にクーラーの上くらいなら一夏貸しても良かった

 多少うんこしてくれても別に良かった

 あの時気付いていれば  

 一夏のツバメとの同居も有り得たかも知れない